９月７日（金） 香港上海 |
香港島の バスターミナルの向こうに、お目当ての銀行が見えてきました。  香港島に到着寸前。いよいよ銀行に乗り込みます。 下船後、ペデストリアンデッキを歩いていきます。このペデストリアンデッキはデパートを結んでいるため、ウィンドゥショッピングも楽しめます。クーラーも効いていて快適です。そうして、銀行の近くまで来たら地上に降ります。 銀行の１階は吹き抜けになっており、エスカレータで３階まで一気に登ります。 エスカレータの右も左も接客業務を行っているようです。どちらに進めばいいのか案内板を探そうとすると、銀行員（警備員？）がすっと近づいてきました。以下、一部を除き英会話ですが日本語で表記しているところが多数を占め、プライバシー保護のため音声は変えてあります。 銀行員A：ご用件は？ 楚笛：スマートバンテージの口座開設をしたいのですが。 銀行員A：こちらです。 ということで、エスカレータの左側に進むよう促されました。ここから先が口座開設の個別ブースが並んでいるフロアのようですが、フロア入り口にケルベロス的立場の銀行員がいらして、、、（どうやら銀行を利用していくための簡単な意思疎通が広東語か北京語か英語でできるかどうか試しているようです。） 銀行員B：どんなご用件でしょうか？ 楚笛：スマートバンテージの口座と投資口座を開設したいのですが。 銀行員B：身分証明書ありますか？ 楚笛：パスポートと国際運転免許証があります（と言って見せる）。 銀行員B：何のために口座を開設するですか？ 楚笛：投資のためです。 銀行員B：預金額はいくらですか？ 楚笛：日本円で○○万円です。 銀行員B：（電卓を取り出して）この金額？ いやいや、それは一桁少ない。 楚笛：○○万円です。 銀行員B：え？この金額？ いやいや、それは２桁少ない。しょうがないので、電卓を受け取り、直に入力。銀行員Bさんが香港ドルに変換して 銀行員B:おーけー。それと、●●は？ 楚笛：え？●●ですか？ 銀行員B：●●。 というのを３回繰り返したら、 銀行員B：あんた、 ホントに英語しゃべれるの？ くやしくてむっとしたので、自信満々ぽっく 楚笛：はい。 と答えるも、それで難しいこといわれてもイヤなので、優しげなトーンにして 楚笛：ちょっとだけね ちなみに、この●●ですが、何のことはない簡単な熟語なのですが、連音のため、脳内単語帳から見つけられなかったのです。 銀行員B：これを持って、あちらで待っていてください。 と、番号が印刷された紙を渡されました。 ソファーに座って２〜３分待つと、ブースから呼ばれました。 銀行員C：口座を開きたいのですね？ 楚笛：ええ、スマートバンテージを開きたいのです。 銀行員C：何で口座を開きたいのですか？ 楚笛：投資をしたいのです。 銀行員C：今日、何か購入しますか？ 楚笛：何かいいのがあったら、購入したいです。 まあ、そんな会話をしながら、パスポートと国際運転免許証を渡しました。でも、銀行員Cさん、なんだか知らないけど、他の銀行員さんに呼ばれたりして、すぐに席を立ってしまうのです。 「ああ、私、何か問題発言＆行動しているのかしら。。。」 とかなり不安。 銀行員Cさんがまた席に戻ってきて、一枚の用紙が渡され、記入してくださいとのこと。そして、また銀行員Cさんが席を立つと、銀行員Dさんと一緒に戻ってきました。 銀行員D：（日本語で）今日、投資されるんですか？ 楚笛：何かいいのがあったら、購入したいのですが。 銀行員D：分かりました。では、まず、口座を開設しましょう。 そのあとで、商品を選びましょう。そのときまた参りますね。 ということで、日本語のできる銀行員Dさんが投資商品選択の時に来ていただけることになりました。 銀行員C：では、この紙に記入してください。 収入金額を記載しようとして、日本円から香港ドルに変換するが、記入欄にその選択肢がない。首を捻っていると、銀行員Cさんに日本円を入力するように指示される。そして、手渡すと、、、日本円から香港ドルに変換するときの係数を間違えていました。。。（激汗） 記入終了。銀行員Cさん、パソコンに次々情報を入力していきます。分からないところがあって空欄にしていたところにさしかかりました。 銀行員C：●●ファ●●●？ 楚笛：●●ファ●●●？え？え？ 銀行員C：●●ファ●●● オア ノット ●●ファ●●● 楚笛：●●ファ●●●って、何よぉ・・・。困ったわね〜。うーーーん。 あ、●ヴァ●●●のことね。●ヴァ●●●です。 で、記入内容の確認をして、無事銀行口座を開くことが出来、カードとキットをもらいました。 このあと、入金作業として、エスカレータの反対側に行きました。スマートバンテージ用窓口に並んだのですが、入金できるまでまだまだ沢山人がいる。そこで銀行員Cさんに促されてもう一つの行列に並ぶ。どうやらパワーバンテージ用窓口のようです。銀行員Cさん、窓口担当者にこちらでの入金手続きをお願いして無事入金。ちなみにレートですが、九龍の 続いて投資口座開設手続き。投資歴や投資方法、今までの投資金額を聞かれました。投資金額を電卓に打ち込むんで渡すと、 「おーーー。」 と驚かれたので、あわてて 「すいません、日本円でした。」 と訂正等々。無事、投資口座も開設できました。 そして、投資信託を行いたい旨伝えるとどの分野に投資したいか聞かれました。 分野ごとにファンドを紹介してもらいました。ある分野のファンドに投資したいと言ったら、また銀行員Cさん席を立って、今度は同僚とこちらへ戻ってくる。どうやら、「これ紹介していいのかな〜。」といった面持ち。そんなこんなでファンドを紹介してもらったけれどいまいち踏ん切りがつかったので、もうちょっと考えてから後日申し込む旨伝えたところ、 「ちょっと待ってて。」 と銀行員Cさんは席を離れたかと思うと先ほどの日本語の堪能な銀行員Dさんと一緒に戻ってきました。銀行員Dさん、かなり大忙しのようです。手数料の話とか込み入ったことを日本語で聞きました。そのあと、悩んでいると、ムリに買わなくてもゆっくり考えて後日でいいですよということで、銀行を後にしました。 教訓：英語の連音化と濁音に注意しましょう。 これから口座を開設しようとしている方へ。インターネットから申込用紙を取り出してあらかじめ記載していった方が、口座開設の時間短縮になります。パスポート提出の時に一緒に出しましょう。銀行で記載ですと銀行員の前で辞書をひくわけにもいかないので。。。 口座開設後、香港島の中環から上環をプラプラ歩いて、また銀行の前に戻ってきました。ライトアップが綺麗で、ついつい、その瞬間、  「ううう、上海蟹食いてぇ〜。」 （今回、上海に行く予定はないので、別の機会にお願いします。byサイト管理者） |